スーパーナチュラルな兄弟with天使に幸あれ

スーパーナチュラルの感想をつらつら 天使と兄貴中心に愛でてます

season11 ep9 ep10 感想

ep9「地獄の檻」あらすじ

アマラが自分自身の力を解き放ち、世界に向けて衝撃的な挑戦を仕掛けようとしている。それはまた、街の人々に対する彼女の影響力を増大させることを意味していた。一方ディーンは、アマラが自分に対してどのような影響力を持っているのか、もっとよく知ろうと探り始める。そんな中、サムとクラウリーは、ある問題を解決するための計画を思いつく。だが、その計画には、悲惨な結果をもたらす可能性が秘められていた。(Amazonより)

・ルシファーに会えると分かり浮かれるミーハーロウィーナ。どこまで怖いもの知らずなんだこの魔女。

・アマラとディーンは互いに魅了される関係。確かに美男美女でお似合いだけれども… 。相手は神のお姉様。

・ルシファーに怯えるサミーまるで子犬。(かわいい) 泣き顔に萌えた。ごめんよサム。

 

ep10「ルシファーの計画」あらすじ

サムが捕らえられ、ルシファーとともに檻に入れられている。ルシファーは檻の中で、サムに脱出する方法を教えてやろうか?と申し出るが、それと引き替えに彼が要求するのは、著しく度を越した“高い代償”だった。一方、ディーンとカスティエルは、暴れ回る天使について調査する。その天使がアマラに襲いかかり、彼女は命さえ奪われかねないという窮地に陥る。(Amazonより)

冒頭制作陣の盛大な悪ふざけ。最高w

・ロウィーナはミーハー所じゃなかった信者ただ。天才魔女を味方につけるとは流石のカリスマ性ルシファー。

「お前ら兄弟は互いを救うためなら大勢の犠牲も厭わない。」 正しいんだけどお前が言うなルシファー 。

・「サムとディーンの助っ人よね?」辛そうなキャス。前にメタに言われた言葉を引きずってるのか。「今のお前は何者なんだ?」 兄弟にとってキャスは「消耗品」でも「役立たず」でもない大事な「家族」。

自己嫌悪が巣食ってしまって負の方向へ進まなきゃいいんだけど…

と思ってたらラストで予想大当たり。

      キャスの大バカ野郎…!

今の欠陥天使よりもルシファーの器になる事の方があの兄弟の役に立つと思ったんだろうがとんだ見当違いだよ!ディーンにとってサムが器になる事もキャスが器になる事も両方受け入れ難い事であるのは今までからして明らかだろ…。

   キャスが兄弟を見送るシーン。まるで今生の別れのようだと思ったけどあの時の意識はきっとキャスだったんだじゃないかな。兄弟の姿を目に焼き付けるかのようにじっと見つめる心の中には一体どんな思いを隠していたのか。私にはまるで「すまない」と謝っているように感じた。

   キャスとは対照的に今までと違い器になる事を断固として承諾しなかったサム。救う事にこだわるようになったり彼の中で大きな心境の変化があったことは確か。それは自分を含む誰かを犠牲にして救うやり方はもう辞めようという変化。サムは本当の意味で家族を信用できるようになった。

   一方でリヴィアサン、メタトロン、呪いと立て続けに自分の不甲斐なさを痛感する出来事が続いたキャス。自己嫌悪が突き抜けた結果今までなら有り得ないルシファーの器になる事を選んでしまった。

 

   この後の展開を考えると辛い…。ディーンはキャスの事責めるだろうけどどうかキャスの苦しみも理解してあげて欲しい…。

   辛いEPだけどミーシャの演技力の高さも感じられた。一言も発さずに佇んでいるだけなんだけど明らかにキャスではないと分かったし緻密に計算され尽くした演技なんだろうな。あっぱれ。

 

※2019/3/26 加筆修正。