スーパーナチュラルな兄弟with天使に幸あれ

スーパーナチュラルの感想をつらつら 天使と兄貴中心に愛でてます

season11 ep19 ep20 感想

ep19「恐怖のさえずり」あらすじ

コロラド州の小さな町で、きっちり27年ごとに不可解ないくつかの失踪事件が起きている。サムとディーンは、その事件を調査し失踪にまつわる謎を解き明かすために町を訪れる。兄弟は、そこで、これまでに会ったことのない二人組のハンターに出会い、やがて、そのハンターたちが一世代に一度現れるという怪物たちに対して強い復讐心を抱いていることが明らかになる。(Amazonより)

 

ゲイのハンター夫婦が登場。いいなあこのカップル。ハンター生活は大変な事が多いのに2人が醸し出す空気はすごく幸せそう。 長年の復讐を果たしきれいさっぱり化物退治から足を洗うというカップル。ハンターとして理想的な幕引きだと思う。兄弟もいつか足を洗って危険とは無縁な生活を送って欲しいものだけど、きっと生涯現役なんだろうな。見晴らしのいい土地に一軒家建てて2人で暮らす姿を見たいです(願望)。キャスもたまに来るとなお良し。

 

 

 

ep20「チャック 再び」あらすじ

アマラが小さな町に黒い霧を放ち、そのせいで町に住むすべての人たちが体に異常をきたす。サムとディーンは、その原因が、以前アマラが放ったことのある黒い静脈ウイルスよりも、もっと強力で恐ろしいウイルスなのではないかと気づく。兄弟は、地元の保安官と協力して町を守ろうとするが、昔の治療法は、もはや全く通用しなくなっていた。そんな中、チャック・シューレイが興味深い提案を携えて彼らの前に現れる。(Amazonより)

 

メタトロン大活躍の巻

 

・前々から匂わせ(s5 ep22、s10 ep5)はあったけど満を持してのご登場。神様はチャックでした。s5 ep22で公然と姿を消したのは視聴者に考察の余地を与える為(音声解説)。

・捨て犬になけなしの食料を分け与えるメタトロン。そういえば今は人間だったか。仄かな優しさが芽生えてきてる様子。

メタトロン「もうたくさんだ!」叫んだ途端別世界へワープ。

・チャック登場。マグカップには“ 世界最高のパパ ”。最高の皮肉。

メタトロン、ビール注ぐの下手すぎて9割泡。音声解説でも話のネタに。

メタトロンはチャック=神にまだ気づかず。スーパーナチュラルを酷評する。

・待ちに待った神降臨シーン。もっと威厳ある登場にしてくれよw 指でスイッチONするのはしょぼいぞ。

・神だと分かった途端スーパーナチュラルを絶賛するメタトロンwしかし手遅れ。必死で十字架を何度も切るのはアドリブ(音声解説)。

フレンドリーすぎる神 「チャックと呼んで!」

・ディーンはまたサムにイタズラ。サム「ビール垂らしてアイロンかけるなって言っただろ!」このシーンを考えたのはJ2 (音声解説)。

・神は音楽とナチョチーズがお好き。

チャック「あんなの(アマラ)どうでもいい」お前が発端なんだぞちゃんと責任持て。どんどん話に切り込んでいくメタトロンいいぞ!その調子だ!

・神、ブログ始めました。チャック「猫って可愛いよね」

メタトロン「読者が知りたいのはチャックになったことではなくもっと他の事です!」その通り!メタトロン初めて君に共感できた!

メタトロン「大天使について書かれたのは2段落だけだ!あれだけの働きをしたのにたったの!」可哀想すぎる大天使。そりゃルシファーグレるわ。

チャック「ルシファーは悪党ではない」そこは否定するのか。別に嫌いではないということ?やはりルシファーが言っていた通り神は突き詰めて無関心なのか。

・やっとここまでメタトロンが延命されてきた理由が分かった。このためか。

・そもそも何故命を創ったのか。チャック「孤独だったから。僕は“ 有 ”姉さんは“ 無 ”だ。闇と光以外のものを見せたかった。消し去るこの虚しさに気がついてくれるかと。しかし彼女は想像の邪魔をした。」

・アマラは世界を闇にした後ディーンと2人だけで生きるつもり? なにそのはた迷惑なランデブー。

・やはりW兄弟とキャスは神に愛されていた。なんともありがた迷惑な話。

・神に対して「あなたは臆病だ」と発破をかけるメタトロン

・アマラによる世界滅亡計画が本格的に始まる。

・あんなに人間を馬鹿にしていたメタトロンが人間を擁護してるのにびっくり。人間になってからメタトロンは本当に変わった。「(神を)失望させた私はいいが何故人間を見捨てた?あなたが創った最高傑作だ。あなたよりも遥かに優れている!」

メタトロン「人間の一番の長所は諦めない心。あなたは諦めた!」W兄弟のことか。ああ…とうとう涙を流すメタトロン

・うだうだ御託を並べる神。いらいらすんなあこの神!!

・シーズン5 エピソード16で兄貴に捨てられたサミュレットが6シーズンぶりに戻ってくる。突然出てきたように見えたサミュレットは小道具さんが下から差し出してる(音声解説)。あの時は最終戦争を前に神が地上を見捨てたと分かり皆が絶望していた。ようやく救いの手が差し伸べられる。うう…感動。

・神、本領発揮。アマラの攻撃により死んだ全員を生き返らせる。

・とうとう兄弟の前に姿を現したチャック。「まずは話をしないとな」

 

 

 これまで散々クズな行いをしてきたメタトロンは今回それを帳消しに出来るくらいの善行をやってのけた。神に説教して改心させるなんてお前ってやつは……!よくやった!

 やはり神はチャックだった。予想はしてたから驚きは無かったけどようやくの登場でテンション上がる!シーズン4の18話(預言者チャック登場)を見返したくなるね。

 長らく謎の存在だった神が堂々と登場できるようになったので今後の進展に期待。

 

 

音声解説

脚本/ロビー・トンプソン

チャック役/ロブ・ベネディクト

メタトロン役/カーティス・アームストロング

 

・チャックとメタトロンの会話はspn史上最長。

・エピソードテーマは神の暴露本。

・原稿を放り投げるシーンは思いつき。

・二人とも舞台出身。

・アドリブ合戦。

・チャックが使っていたパソコンはシーズン4当時のもの。

・バーから移動した大自然のシーンは本物。このシーンから撮り始めた。

メタトロンの台詞「選んだ理由はなんであろうと、あなたが私を選んだ。」メタトロン役のカーティスは脚本を読んで初めて涙を流したと絶賛。

メタトロンの本質は父親を責める子供。

・チャックがメタトロンを吹き飛ばすシーン。怖い父親が戻ってきてほっとする心理は虐待を受けている子供のものに近い。無関心よりも暴力の方がまし。

・神がメタトロンを書記に選んだ理由。「ドアの近くにいただけ。」“ ドア ”はチャック役のロブのアドリブで付け加えられた。本当にその程度の理由だったのだと強調するため。

・サムディンが霧の侵入を防ぐ為にダクトを塞ぐシーンで「マスキングテープはW兄弟に欠かせないんだw」

・ディーンが「クソ野郎!」と呼んだのは神ではなくアマラに対して。

・チャックが弾いていたギターは自前。

・ラストシーンに近づくにつれどんどんミスが無くなっていった。

「ラストのメタトロンの表情の意味は後でわかるよ」

 

※2019/3/26 加筆。