スーパーナチュラルな兄弟with天使に幸あれ

スーパーナチュラルの感想をつらつら 天使と兄貴中心に愛でてます

season11 ep11 弱者を狙う怪物 感想

あらすじ

サムとディーンは、事件を調査するためにある町を訪れる。そこでは、不思議な歌を聞いた人たちが次から次へと不可解な死を遂げていた。それは一体誰の歌なのだろう? サムとディーンが死の連鎖を止めることは、果たしてできるのだろうか?(Amazonより)

・過去の場面からスタート。

・初期の頃と比べてCG技術が随分上がったなあ。こういう所で時代の経過を感じる。

・また以前のようにルシファーの夢に魘されるサム。反撃はしてたけどサムも自分で思うところがあったのか。

・こっそり被害者のバイアグラを盗むディーン。笑

・ディーンもそうだけどサムも素直に弱音を吐くようになった。いい傾向。

・サラッと手話で会話するサム。大学行ってたもんね。

・ルシファー(inキャス)は正体明かさないつもりか。性格的にすぐにばらすかと思ったけどアマラを倒すまでは大人しく共闘するつもりなのか。

・まさかの賢人後継者発見。エイリーンちゃん。兄弟の生い立ちも悲惨だけど彼女も負けず劣らずのレベル。

・ディーンはやはりアマラに惚れてるよう。だろうなとは思ってたけど厄介だ。

・サムの電話中にこっそり手話で女子トークする2人(可愛い)。

・純金の剣三本も用意できるのすごくない?(貧乏脳)

・キャスの様子に違和感を覚えるディーン。だけどまさかルシファーの器になってるとは思わないわな。

・弱っている者を標的にするバンシーに狙われたディーンに疑問を持つサム。心残りを解消できたサムとは違いまだディーンはアマラのことを切り出せない。ディーン…。

   

   兄弟仲が良好になっていくのと反対にこれから問題になるのはやはりキャスだろうな。

ディーン「キャスに連絡がつかないのはいつもの事(だから大丈夫)」

ディーンには大前提としてキャスは天使(=強い)という認識がある。だからサム相手ほど心配しないけどそれはどうでもいいんじゃなくて信頼しているという意味。しかし肉体的な強さはあってもキャスの精神はこれまでの兄弟との関わりを通じてとても人間に近いものになってきている。当初は慇懃無礼で傲慢だったが、今は思いやりに溢れ感情豊かに物事を捉えるようになった。

「ディーンの信頼に答えたい、答えなきゃならない」

その思いは今やキャスのプレッシャーになっていたんじゃないか。そして理想とはかけ離れた自分の不甲斐なさを詰り自分の在るべき意味とは一体なんなのか苦悩していた。天使でありながら人間の心を持つアンバランスなキャス。器になったことを知ったらディーンは責めるんだろうけど、キャスはもう以前のような何も感じない天使じゃない。その心はどんどん脆く不安定になってることを理解してあげて欲しい。キャスを繋ぎとめられるのはディーンしかいないんだからもう少しキャスの内面を心配してあげてくれ!弟が一番なのは分かるけど!

 

※2019/3/26 加筆修正。