season11 ep17 覚悟の死 感想
あらすじ
サムとディーンは、ペアの人狼と戦う。彼らは、二人の人間を捕らえ、えじきにしようとした人狼だ。ウィンチェスター兄弟は実力を出し尽くしてよく戦ったが、兄弟がまさに勝利を収めようとしたその時、サムが人狼の一人に撃たれてしまう。弟と二人の犠牲者を家から連れ出そうとするディーン。だがそこには、人狼が群れを成してディーンたち全員を殺そうと待ち構えているのだった。(Amazonより)
・サムが見つけた狩りに気の乗らない様子のディーン。
サム「…キャスは戻せるよ」
ディーン「どうやって?」
やはりディーンはキャスの事がきにかかる様子。ep15 サム「キャスは戻りたくないかも」ディーン「戻りたいさ」と対照的。
・狩りの最中に狼人間に撃たれてしまうサム。ディーンが弾を摘出しサムは死にそうになりながらも自分で止血。すごい。
・捕えられていた新婚夫婦を解放し4人で逃げることに。
・しかし「容態のひどいサムは置いておくべき。3人なら助かる。」夫が言い出しディーンブチ切れ。
・サムの担架を作る為にディーンがいなくなった隙にサムを絞殺する夫。妻を助けたいが故とはいえどうかしてるぜ
・サム、何度目かの死亡。今回の死因は窒息死。
・サムの亡骸をみて静かに涙するディーン なんて美しい泣き顔なんだ…。゚(゚´Д`゚)゚。
・無事に逃げられた3人は病院へ。ディーンは肋骨2本が折れながらも超元気。すごい(2度目)
・サムを殺した夫は何やら様子がおかしい。実は狼人間に噛まれていた。
・サムを諦められないディーン。自殺をし死神を呼び出し取引を持ちかける(お約束)。
・ディーン今回の死因、オーバードーズ。
・薬を流し込む為に飲んだのって何かの薬品じゃない?明らかに紫色してるんだけど。おいおい…。分かってたけど弟の為ならどんな事でもする兄貴。
・死神との取引の前に何故か生き返るサム。実は仮死状態だった。すごい(3度目)。サムの生命力はんぱないって。
・瀕死のディーンを救命する女医さん「まったく…(なんて事してるの)」その通り。もっと言ってやって下さい。
・瀕死の自分を見て幽体ディーン「仰向けにしろ、点滴をさし安い」お前が言うな
・死神のビリー登場。
・ディーン、サムが生きてると知り呆然。
・ビリーがディーンを虚無へ連れて行こうとするも女医さんの注射一撃で奇跡の復活。すごい(4度目)
・腹に穴を開けながらも狼人間2匹を仕留めるサム 。すごい(5度目)。その後運転までこなす。すごい(6度目)
・サム、ディーンに電話し夫が狼人間だと伝えようとするも圏外に。
・狼人間になった夫は人を襲い始める。腕が人体貫通してる状態で「怖がらないで」と言われても…。
・夫(狼人間)に襲われる兄貴を寸前で助けるサム。かっこいい…!
・意気消沈する妻を慰めるディーン。
妻「遺された者は行き場がない」
そうだよね…。spnは遺される人が多すぎる。
・サム「ぼくが死んでた間なにしてた?」
兄のことなら全部お見通しの弟。
サム大活躍の巻。
どうせ生き返るんだろうとは分かっていても兄弟が死ぬシーンは見たくねぇです…。サムの亡骸を見るディーンの様子が辛かったなあ。デス様を殺して死神のビリーから虚無の話をされていたからいつかこういう展開になるとは思ってたけどひやひやする。兄弟のパワフルすぎる生命力にも驚かされた。さすが何度も死んでは生き返ってる男達。
season11 ep15 栄光の陰で 感想
あらすじ
ディーンは、子供の頃サムと観ていたレスラーの死亡記事を見つける。ダークネス(闇)の追跡をひと休みしようとしていたサムとディーンは、レスラーの葬儀に参列する。葬儀には、気性の激しい有望な新人やベテランの大物まで、大勢のレスラーがいた。そんな彼らを見たサムとディーンは、子供の頃の興奮を味わおうとレスリングの試合へ足を運ぶ。だが、そこでレスラーが遺体で発見されると“遊び時間”は即座に終了するのだった。 (Amazonより)
・ダークネスを倒す手段もキャスを救う方法もなかなか見つからない兄弟。
サム「キャスは戻りたくないのかも」
ディーン「戻りたいさ。…気がついてないだけだ」
サムは前話で少しキャスと会話してキャスの口から器になった理由を聞いてるけど、ディーンにはそれがないからな。潜水艦での出来事とキャスの件で少し参ってる様子の兄貴
・「すっきり!きっちり!ばっちり!」(吹替版)
地獄での標語を作成したルシファー。檻に入ってから性格変わってないかw
・前話に引き続き酷い仕打ちを受けているクラウリー。舌で床掃除させるとかルシファーDQNかよ…
・子供の時以来のプロレスを観る兄弟。ディーンは憧れのレスラー ローレスに会えてテンション爆上げ。少年みたいで可愛い(*´`)
・サムはレスラーよりもマネージャー リオの方が気になる様子
・ディーン「天井にポスター貼ってマスかいてたって言ったか?w」 弟のことなら何でも覚えてる兄貴
・子供時代の楽しい思い出も狩りで上書きされてしまうハンター人生
・誰もいないリングで1人プロレスごっこを楽しむディーン少年(36)
・ルシファーの側仕え シモンズ。実はクラウリー派だという。脱出の手引きをする。
シモンズ
「あんたは奴隷でも犬でもない。クラウリーでしょ?」
・正気に戻ったクラウリー。
「俺は、クラウリーだ」 反 撃 開 始
・久しぶりに登場、赤い目の十字路の悪魔。ローレスは悪魔の手先になっていた。
・武器庫に神の手“アモンの杖”を取りに行くクラウリーとシモンズ。そこにルシファー登場。クラウリーはわざと泳がされていた。シモンズも加担。
ルシファー「お前はディーンのファンに落ちぶれた」うわあきっつい一言…
・絶体絶命かと思われたがそれも全て想定済みだったクラウリー。裏切り返し。常々「誰も信用するな」と口酸っぱく言ってるだけある
・ アモンの杖は1度しか使えずさっさと退散するクラウリー
キャスの顔で振る舞うルシファーにちょっとイライラしていた(苦笑)のでクラウリーの反撃にはすかっとした!よくやったクラウリー!自由の身となったクラウリーと兄弟はこれから対ルシファー戦線を結ぶのかな?ルシファーの言う通りなら地獄にクラウリーの味方はいないようだし頼れるのはW兄弟くらい。クラウリーはルシファーに対して相当恨みが溜まってるだろうし反撃に期待…!
未公開シーン
・ローレスが子供にあげたグローブがどうしても欲しいディーン
「マインクラフトのアイテムなんでもつくってやるよ」断られると「…20ドルでどうだ?」しかし結局貰えず。
・本編では強気だったクラウリー。実は公園のベンチにすわり少年を相手に弱音を吐いていた。
「俺は王冠を失った。」「どうすればいい?どこへ行けばいい?」
そこに少年のお母さん登場「(危ない人だから)話しちゃダメよ……!」
season11 ep14 神の手 感想
あらすじ
アマラを倒す強力な武器が見つかることを期待して、ディーンは“ハンド・オブ・ゴッド”が最後に目撃された時代へ自分を送るよう、カスティエル(ルシファー)に頼み込む。武器を手に入れる可能性が自分にもあることを知ったルシファーは、第二次世界大戦中の1944年、不運にも沈没する潜水艦へとディーンを送り込む。だが、サムと一緒にディーンの帰りを待つルシファーは、カスティエルになりすましたまま次の策略を練っていた。(Amazonより)
ルシファー、本性を現す
・トゥーレ再び。
・腐った牛乳をそのまま冷蔵庫に戻すディーン。捨てろやw
・中身はルシファーだと分かっているけど見た目天使が地獄の王の椅子に座ってるの違和感がすごい。
・タブレットでゲームをするルシファー(キャス)。暇を持て余してるご様子。
・数話ぶりに登場クラウリー。 いつものオシャレスーツではなく首輪をしてダサい格好をさせられてしまう。これはこの上ない屈辱…。
・ナチが隠し持っていた武器 “神の手” を盗み出したのは女賢人デルフィーヌ。
・WW2の米軍潜水艦へとタイムトラベルすることにしたルシファー(キャス)とディーン。サムはお留守番。
・タイムトラベルするもルシファー(キャス)は天使避け?に弾かれて海にドボンw ( ^ω^)ザマァ
・乗組員に扮するディーン。胸板厚すぎてちょっと似合わない…?
・「この潜水艦は1時間以内に攻撃を受けて沈む!」ディーンそれは歴史改変の御法度だ。
・デルフィーヌ「艦内にある呪いは“悪魔や魔物”を寄せ付けない為の物。天使なんて知らない。」おっとこれはルシファー(キャス)のおかしさに気づくか?
・現代のサムが天使避け?を破る方法を発見。しかしそれには大天使の力が必要。そろそろバレるか。
・力を増す為に自分の魂に触れてくれとキャス(ルシファー)に頼むサム。笑いを堪えきれずに吹き出すルシファー。サムにバレる。
・ルシファー「アマラと接点があるのはディーンの方だ。サムにもう用はない。」 ダークネスを倒すためにディーンを利用しようという魂胆か。
・サムの魂に触れようとするルシファーを止める為にキャスの意識が浮上。キャス待ってたよ…!。゚(゚´Д`゚)゚。
・ディーン「未来の戦争より今を救いたい」
こういう所で本来持つ優しさが現れる。
・ディーンを未来へ帰すために神の手を使うデルフィーヌ。
・ディーンは無事に未来に帰るがそこには正体を現したルシファーが。キャスのふりから解放された途端まあよく喋る喋る。
結局“神の手”が使えるのは1度きりで振り出しに戻ってしまった。いつもなら頼っていたキャスもクラウリーも共に囚われの身。さてどうする兄弟。
※2019/3/26 加筆修正。
season11 ep13 愛が招いた魔物 感想
あらすじ
サムとディーンは、バレンタインデーに起きた一連の殺人事件について調査を開始する。調査を進めるうちに、二人は、自分たちが扱っているのは古代からの“呪い”であることを発見する。一度呪いを掛けられると、その人物は“死”を宣告されたも同然だった…。だが、次の犠牲者が出る前に“呪い”を阻止しようと懸命な彼らは、血も涙もない冷酷な現状を目の当たりにして心を突き刺される。(Amazonより)
・上の階に奥さんいるのに堂々とシッターと浮気する旦那。クズだなあ。
・兄貴の首筋の異変に目敏く気づく弟。「キスマークだ!」 基本兄貴のことは放っておけない質。
・今まで色んな殺され方を見てきたせいか心臓をそのまま抉り出すことにあまり衝撃を感じなくなってしまった(苦笑)。リヴィアサンの食べかたの方が衝撃だったし気持ち悪かったわ…。
・久しぶりのモーテル泊。バンカーにいるよりもこっちの方が馴染み深い。
・何やら怪しいダンの妻。白魔女なる者が関係しているよう。
・夫の愛を取り戻すまじないは実は“死のキス”だった。
・爆弾ゲームのように人から人へと移さなければその人が死んでしまう。
・呪いの伝染を性病と同列で語る兄貴。らしいっちゃらしいけども…w
・咄嗟の判断で呪いを自分へと移すディーン。この時のキスの仕方たまらなくハンサム😇 下に動画有。リピート必須。
もちろん弟は兄の勝手な行動にキレる(そりゃそうだ)。
・敵の正体は “カリーン” 。精霊の一種で命令に従う魔法使い。胸の内に秘めた想い人の姿となって現れ標的を殺す。退治方法はお約束の心臓を一突き。
・予想通りディーンの前に現れたカリーンはアマラの姿に。でしょうね!
・心臓を見つけるも白魔女の美容師ソーニャに捕まってしまうサム。
・「心のままに。素直になって。」以前老人ホームの淑女に言われた言葉がまた。
・ソーニャの動機は「同じ愚痴を聞かされるのにうんざりした」から。じゃあ美容師になんかなるなよ…。
・ダンの妻の加勢で生じた隙にソーニャを銃で撃ち殺しナイフで心臓を一突き。
アマラに惹かれてしまう事をとうとうサムに打ち明けるディーン。
「兄貴は何度も悩んだんだろう?」「恥ずべきことじゃないよ」「仕方がないんだ」
兄の心情を汲み取り優しく言葉をかけるサム。
ディーン「情けないが、俺にはダークネスを殺せない」
サム「僕がやるよ」
まだまだ打ち明けないつもりかと思ったけど正直に告白したディーンに驚いた。そしてそれを努めて冷静に受け止めるサム。兄の様子から薄々勘づいてはいたんだろうけども。
シーズン11にしてようやく兄弟で依存し合うのではなく、上手く支え合う関係を築けるようになって安心した。サムも最後のショットで動揺を隠していたのが分かったけどディーンを上手くフォロー出来ていたと思う。これでディーンも少しは肩の荷が降りたんじゃないかな。恐らく倒したいのにいざとなったら倒せないジレンマに悩まされていただろうから。
兄弟関係が上手くいくと気になるのはやっぱりルシファー(inキャス)。一体どこで何をしているのやら。良からぬ事を考えているのは間違いないからなあ……。
例のディーンのキスシーンの動画はこちら
SPNmemo
— なみか オジ専イベ (@namika__1211) 2019年3月19日
ディーンのキスシーンあるとか知らなかっけど不意打ちのあれはすごい(リピート∞)
ムードもへったくれもないし緊急事態の仕方なしだって事は分かってるけどちょっと強引なのにちゃんと手を添えてる感じとか最高です😇 pic.twitter.com/ugh0nfYhkg
※2019/3/26 加筆修正。
season11 ep12 ジョディと二人の娘 感想
あらすじ
サムとディーンに、気が動転してパニック状態のクレアから電話が掛かってくる。二人は、保安官のジョディ・ミルズが、クレアやアレックスと一緒に住んでいる家を訪れる。クレアは、最近この町で起きている殺人事件にはスーパーナチュラルな存在が関与しているから、彼らの協力が必要なのだと言う。だがやがて、普通の人たちを“モンスター”と呼んで攻撃し、問題を起こしているのはクレア自身だということが明らかになる。(Amazonより)
ミルズファミリー 待ってました!!
・ハンバーガー愛を熱く語る兄貴。無邪気すぎるw サムは引き気味w
・すっかり普通の学生生活を送れるようになったアレックス。かつてヴァンパイアに利用されていた少女。あの頃から考えるとすごい成長ぶり。(シーズン9の19話「アニー、あるいはアレックス、アン」登場)。
・ジョディの手料理に珍しく食べ方が汚いサム。バンカーでの食事はほぼほぼバーガーだもんな。久しぶりのちゃんとした家庭料理か。兄貴は通常運転(むしゃむしゃ)。
・思春期の女の子問題に巻き込まれる兄弟w サムも魂ない時期は相当遊んでたみたいだしディーンはいわずもがな。気まずそうな二人が面白いw
・ジョディ達に反発するクレア「二人の世界に入っていけなくて取り残される時がある」
本質は素直でいい子だから二人の優しさに気づいてるし感謝もしてるはず。だけど久しぶりに味わう家族の雰囲気に上手く馴染めないんじゃないかな。
・「家族と過ごしたり学校に行けるのは今だけ」サムの発言の重みよ。
サムは家族の時間よりも大学をとり家を出た。仕組まれた出会いではあったけどジェシカと付き合い仲のいい友人もいた。あの時の選択を後悔しているとは思わないけどあのまま狩りを続けるifの未来を想像したことはきっとあったはず。自分はどちらか一方しか選べなかったからクレアには今ある幸せを分かって欲しいんだろうな。
・アレックスのボーイフレンドに牽制するディーン。お父さんかw 「ウザイおっさんじゃねえぞっ!」
・ボーイフレンドなんかくさいとは思ってたけどやはりか。正体はヴァンパイアでした。
・失踪事件の犯人はかつてアレックスにカモにされた男。善意で助けようとしたアレックスに嵌められてしまい血を吸われそのままヴァンパイアにされた。自分の家族を吸い殺してしまった男は復讐のために学校に用務員として潜入。最後はディーンにバッサリ首を刎ねられてしまったけど正直同情の余地はある。アレックスも被害者であったけど彼もヴァンパイアの被害者だよね…。
・ボーイフレンドは姉妹のコンボでとどめ。ナイスコンビネーション👍
・ジョディ「家族の怖いところは自分の命と引き換えに相手を守ってしまうこと。」
本当にその通り。今までの兄弟の行動の数々が思い浮かぶ。家族の強い絆があるからこそ困難に立ち向かえるんだけどね…。
個人的にジョディみたいなパワフルな女性が好きなので満足満足。
怪物の被害者になったからといって必ずハンターにならなきゃいけない訳じゃない。兄弟やジョー、クリシー、賢人後継者のエイリーンは復讐のためにハンターになったけど、兄弟が言う通り人は復讐だけでは生きていけない。クレアがハンターになりたい理由も分かるけどアレックスみたいに普通の生活を望む方が幸せになれると思う。 そんなこといったってクレアは肝も座ってるしきっと将来凄腕ハンターになってるんだろうな…うーん、簡単に想像出来てしまうのが何とも…。
※2019/3/26 加筆修正。
season11 ep11 弱者を狙う怪物 感想
あらすじ
サムとディーンは、事件を調査するためにある町を訪れる。そこでは、不思議な歌を聞いた人たちが次から次へと不可解な死を遂げていた。それは一体誰の歌なのだろう? サムとディーンが死の連鎖を止めることは、果たしてできるのだろうか?(Amazonより)
・過去の場面からスタート。
・初期の頃と比べてCG技術が随分上がったなあ。こういう所で時代の経過を感じる。
・また以前のようにルシファーの夢に魘されるサム。反撃はしてたけどサムも自分で思うところがあったのか。
・こっそり被害者のバイアグラを盗むディーン。笑
・ディーンもそうだけどサムも素直に弱音を吐くようになった。いい傾向。
・サラッと手話で会話するサム。大学行ってたもんね。
・ルシファー(inキャス)は正体明かさないつもりか。性格的にすぐにばらすかと思ったけどアマラを倒すまでは大人しく共闘するつもりなのか。
・まさかの賢人後継者発見。エイリーンちゃん。兄弟の生い立ちも悲惨だけど彼女も負けず劣らずのレベル。
・ディーンはやはりアマラに惚れてるよう。だろうなとは思ってたけど厄介だ。
・サムの電話中にこっそり手話で女子トークする2人(可愛い)。
・純金の剣三本も用意できるのすごくない?(貧乏脳)
・キャスの様子に違和感を覚えるディーン。だけどまさかルシファーの器になってるとは思わないわな。
・弱っている者を標的にするバンシーに狙われたディーンに疑問を持つサム。心残りを解消できたサムとは違いまだディーンはアマラのことを切り出せない。ディーン…。
兄弟仲が良好になっていくのと反対にこれから問題になるのはやはりキャスだろうな。
ディーン「キャスに連絡がつかないのはいつもの事(だから大丈夫)」
ディーンには大前提としてキャスは天使(=強い)という認識がある。だからサム相手ほど心配しないけどそれはどうでもいいんじゃなくて信頼しているという意味。しかし肉体的な強さはあってもキャスの精神はこれまでの兄弟との関わりを通じてとても人間に近いものになってきている。当初は慇懃無礼で傲慢だったが、今は思いやりに溢れ感情豊かに物事を捉えるようになった。
「ディーンの信頼に答えたい、答えなきゃならない」
その思いは今やキャスのプレッシャーになっていたんじゃないか。そして理想とはかけ離れた自分の不甲斐なさを詰り自分の在るべき意味とは一体なんなのか苦悩していた。天使でありながら人間の心を持つアンバランスなキャス。器になったことを知ったらディーンは責めるんだろうけど、キャスはもう以前のような何も感じない天使じゃない。その心はどんどん脆く不安定になってることを理解してあげて欲しい。キャスを繋ぎとめられるのはディーンしかいないんだからもう少しキャスの内面を心配してあげてくれ!弟が一番なのは分かるけど!
※2019/3/26 加筆修正。
season11 ep9 ep10 感想
ep9「地獄の檻」あらすじ
アマラが自分自身の力を解き放ち、世界に向けて衝撃的な挑戦を仕掛けようとしている。それはまた、街の人々に対する彼女の影響力を増大させることを意味していた。一方ディーンは、アマラが自分に対してどのような影響力を持っているのか、もっとよく知ろうと探り始める。そんな中、サムとクラウリーは、ある問題を解決するための計画を思いつく。だが、その計画には、悲惨な結果をもたらす可能性が秘められていた。(Amazonより)
・ルシファーに会えると分かり浮かれるミーハーロウィーナ。どこまで怖いもの知らずなんだこの魔女。
・アマラとディーンは互いに魅了される関係。確かに美男美女でお似合いだけれども… 。相手は神のお姉様。
・ルシファーに怯えるサミーまるで子犬。(かわいい) 泣き顔に萌えた。…ごめんよサム。
ep10「ルシファーの計画」あらすじ
サムが捕らえられ、ルシファーとともに檻に入れられている。ルシファーは檻の中で、サムに脱出する方法を教えてやろうか?と申し出るが、それと引き替えに彼が要求するのは、著しく度を越した“高い代償”だった。一方、ディーンとカスティエルは、暴れ回る天使について調査する。その天使がアマラに襲いかかり、彼女は命さえ奪われかねないという窮地に陥る。(Amazonより)
・冒頭制作陣の盛大な悪ふざけ。最高w
・ロウィーナはミーハー所じゃなかった信者ただ。天才魔女を味方につけるとは流石のカリスマ性ルシファー。
・「お前ら兄弟は互いを救うためなら大勢の犠牲も厭わない。」 正しいんだけどお前が言うなルシファー 。
・「サムとディーンの助っ人よね?」辛そうなキャス。前にメタに言われた言葉を引きずってるのか。「今のお前は何者なんだ?」 兄弟にとってキャスは「消耗品」でも「役立たず」でもない大事な「家族」。
自己嫌悪が巣食ってしまって負の方向へ進まなきゃいいんだけど…
と思ってたらラストで予想大当たり。
キャスの大バカ野郎…!
今の欠陥天使よりもルシファーの器になる事の方があの兄弟の役に立つと思ったんだろうがとんだ見当違いだよ!ディーンにとってサムが器になる事もキャスが器になる事も両方受け入れ難い事であるのは今までからして明らかだろ…。
キャスが兄弟を見送るシーン。まるで今生の別れのようだと思ったけどあの時の意識はきっとキャスだったんだじゃないかな。兄弟の姿を目に焼き付けるかのようにじっと見つめる心の中には一体どんな思いを隠していたのか。私にはまるで「すまない」と謝っているように感じた。
キャスとは対照的に今までと違い器になる事を断固として承諾しなかったサム。救う事にこだわるようになったり彼の中で大きな心境の変化があったことは確か。それは自分を含む誰かを犠牲にして救うやり方はもう辞めようという変化。サムは本当の意味で家族を信用できるようになった。
一方でリヴィアサン、メタトロン、呪いと立て続けに自分の不甲斐なさを痛感する出来事が続いたキャス。自己嫌悪が突き抜けた結果今までなら有り得ないルシファーの器になる事を選んでしまった。
この後の展開を考えると辛い…。ディーンはキャスの事責めるだろうけどどうかキャスの苦しみも理解してあげて欲しい…。
辛いEPだけどミーシャの演技力の高さも感じられた。一言も発さずに佇んでいるだけなんだけど明らかにキャスではないと分かったし緻密に計算され尽くした演技なんだろうな。あっぱれ。
※2019/3/26 加筆修正。